2022.10.31
【要約】
ETFは、誰でも手軽に、低コストで様々な資産に対する投資が可能になる、優れた金融商品。
将来に備えた長期的な資産運用するためのツールとしても非常に有力。
今回は、グローバルな分散投資を手軽に行うためのツールとして人気が高まっている「ETF」についてご説明します。たいこうNaviは、ETFを活用することによって、誰でも利用できる資産運用サービスを提供しています。
近年、リスクを抑えながら資産運用を行うための方法として、グローバルな分散投資が脚光を浴びています。そのグローバルな分散投資を手軽に実現できる金融商品が、ETF(Exchange Traded Fund:上場投資信託)です。
ETFは、日経平均株価やS&P500(米国の代表的な500銘柄の株価を基にした株価指数)をはじめとした指数と同じ値動きをするように、様々な銘柄を組み合わせて運用されています。また通常の投資信託と異なり、証券取引所で売買することが可能です。
ETFを利用すると、特定の市場全体へのアクセスが容易になります。例えばS&P500に連動するETFを保有することは、米国の代表的な銘柄を全て購入するということであり、米国経済全体の成長の恩恵を受けることができます。そのような投資を個別銘柄で行うには多額の資金が必要ですが、ETFであれば1~2万円程度の金額から行うことができます。
たいこうNaviで現在投資対象としているのは、米国に上場しているETFの中から厳選されたETFです。(※1)しかしそれだけで世界各国のおよそ12,000社(2022年3月時点)を超える企業の株式(※2)と、債券、金、不動産といった値動きの異なる複数の資産への分散投資を実現しています。
ETFはプロの機関投資家、個人投資家を問わず広く利用されるようになり、近年は急速に市場規模が拡大しています。
中でも米国は市場規模が非常に大きく、品揃えも充実しています。投資対象も米国内の資産にとどまらず、世界中の先進国から新興国までの幅広い地域の株や債券、さらには金などの商品(コモディティ)や、不動産などへ広がっています。コストも低いものが多く、米国上場のETFを数銘柄組み合わせるだけで、低コストなグローバル分散投資のポートフォリオの構築が可能となっているのです。
日本でもETFの銘柄数や総資産額は増加傾向にありますが、活発に取引されているのは日経平均株価やTOPIXに連動するものなど一部の銘柄に偏っており、米国との差はまだ大きいと言わざるをえません。今後のさらなる市場拡大が望まれます。
市場の拡大とともにETFの銘柄数も増加を続け、米国だけでも約2,000銘柄あります。しかし中にはほとんど取引されていない銘柄や、コスト(経費率)の高い銘柄、純資産総額が少なく償還リスク(上場廃止リスク)のある銘柄なども存在するため、投資対象として適しているかどうかをきちんと選別することが必要です。
たいこうNaviではお客様に安心して資産運用を行っていただけるよう、米国に上場されている全てのETFの中から、客観的な基準を用いて銘柄を厳選しています。(※1)
優れた金融商品であるETFですが、取引手数料には注意する必要があります。証券会社に対し、株式等と同様に売買ごとに取引手数料を支払う必要がある場合、頻繁に売買を行うほど負担が増えていくことになります。
たいこうNaviでは取引手数料はかからないため、こまめに追加投資をしても負担は増えません。さらに自動積立機能を利用すれば、無料で銀行口座から毎月一定金額を自動的に引き落として、投資にまわすこともできます。
今まで見てきた通り、長期的かつグローバルな分散投資を行いたい個人投資家にとって、ETFは非常に有力なツールです。またたいこうNaviは、投資の初心者の方にも経験を積んだ方にも広く利用して頂けるように、ETFの魅力を最大限に生かしてサービスを作り上げています。将来に備えた資産運用を行う方法の1つとして、ETFを活用したたいこうNaviを、ぜひ検討してみてください。
※1 たいこうNaviが採用しているETFおよびその選定方法に関しては、「たいこうNaviの資産運用アルゴリズム」をご覧ください。
※2 正確な企業数に関しては、各ETFのデータをご覧ください。