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2023.5.26
資産運用を続けているうちに損益がある程度プラスになると、一度資産を全て売って利益を確定しようと思う方もいらっしゃるかもしれません。将来に備えた長期の資産運用において、そのような「利益確定」は必要なのでしょうか。
リターンがある程度プラスになると、次の相場急落が起こる前に資産を売ってしまい、今の利益を確保したいと思うのも自然なことです。
しかし、相場急落がいつ起こるかを正確に予測することはプロでも困難です。売った後に相場が大きく上昇し、利益を取り逃したと後悔したことがある方もいらっしゃるでしょう。
また、利益確定した後にどうするかも難しい問題です。資産を売って得た資金を再び運用にまわすタイミングがつかめず預金で持ち続け、資産運用を始める前の状態に戻ってしまった、という方もいらっしゃるかもしれません。
さらに、売却して利益が出たとしても、課税口座の場合、その利益に対して約20%の税金がかかります。資産運用を再開(再投資)しようとするときも、税金を納めた分運用元本が減ってしまい、複利の効果が小さくなってしまう可能性があるのです。
たいこうNaviのように世界中の様々な資産への分散投資を行っている場合、利益確定を考えるよりも、資産のバランスを整える「リバランス」を適切に行いながら、ずっと資産を持ち続けることが大切と考えます。
少し見方を変えると、リバランスを行いながら、世界中の様々な資産に分散したポートフォリオを持ち続けることは、緩やかに利益確定も行いながら、資産運用を続けていると考えることもできます。リバランスでは、相対的に高くなった資産を一部売り、安くなった資産を買い増すからです。
利益確定をしたいと思う方も、そのように考えて、じっくりと資産を持ち続けてみてはいかがでしょうか。
将来に備えた資産運用では、短期的な利益の確保よりも、長期的に資産を増やすことが大切です。相場の動きを気にしすぎず、長い目で、腰を据えて資産運用を続けていきましょう。
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