株式会社プラスチック・ホンダに対するシンジケートローンの組成について

  • 2022.12.02
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 株式会社大光銀行(本店 新潟県長岡市、頭取 石田 幸雄)は、アレンジャーとして株式会社プラスチック・ホンダ(本社 東京都千代田区神田淡路町1丁目1番1号、代表取締役 本田 健吾)とシンジケートローン契約を締結しましたので、お知らせいたします。

 本件は、新型コロナウイルスの影響の長期化、円安の進行、原材料・エネルギー価格の高騰等のリスクに対応するための、資金面での予防的措置の構築を目的としています。

 当行は、今後もお客さまの資金ニーズにお応えするとともに、地域経済の活性化に貢献してまいります。



1.シンジケートローンの概要
借入人 株式会社 プラスチック・ホンダ
アレンジャー
(主幹事)
株式会社 大光銀行
エージェント
(事務代理人)
株式会社 大光銀行
参加金融機関 株式会社 大光銀行
株式会社 足利銀行
契約形態 シンジケーション(協調)方式コミットメントライン契約
組成総額 8.5億円
資金使途 事業資金

2.借入人の概要
本社所在地 東京都千代田区神田淡路町1丁目1番1号 設立 昭和43年(1968年)2月
代表者 代表取締役 本田 健吾 資本金 4,000万円
売上高 38億円(令和3年12月期) 従業員数 213名(令和3年12月末現在)
事業内容 プラスチック成形部品の製造販売
製造拠点
  • 大館工場(秋田県大館市)
  • 大館第二工場(秋田県大館市)
  • 館林工場(群馬県館林市)
特記事項
  • ・同社は、医療分野、食品容器、電子分野、精密分野に加え、理化学分野やバイオ関連分野等、緻密な精度が要求されるプラスチック製品の製造及び組立てを得意としています。
  • ・特に、高いクリーン度が求められる医療分野においては、平成19年(2007年)8月に医療機器の製造・供給における安全性を証明する国際標準規格「ISO13485」を取得し、最高水準のクリーンルーム工場において、精度やクリーン度に妥協を許さず、「いのちを支える小さな部品」を製造し、大手医療機器メーカーから高い評価を得ています。
  • ・最近では、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(※1)が実施する「令和4年度 医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業(基盤技術開発プロジェクト)(※2)」において、同社が申請した「人工鼻の小型化 軽量化 国産化のための開発・改良に関する研究」が採択される等、同社の技術が医療技術の発展や社会問題の解決に貢献しています。
  • (※1)「国立研究開発法人 日本医療研究開発機構」とは
     医療分野の研究開発における基礎から実用化までの一貫した研究開発の推進・成果の円滑な実用化及び医療分野の研究開発のための環境の整備を総合的かつ効果的に行うため、内閣官房健康・医療戦略推進本部が作成する医療分野研究開発推進計画に基づき、医療分野の研究開発及びその環境の整備の実施、助成等の業務を行うことを目的として、2015年に設立された組織のこと。
  • (※2)「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業(基盤技術開発プロジェクト)」とは
     先進的な医療機器・システムを社会実装し、健康寿命の延伸、医療従事者の負担の軽減、医療費削減等の社会的な問題を解決し、健康・医療戦略の基本的理念である「世界最高水準の技術を用いた医療の提供」と「経済成長への寄与」を実現するため、経済産業省事業として令和元年度より開始されたプロジェクトのこと。

以  上

【本件に関するお問合せ】
TEL 0258-36-4111 FAX 0258-36-4151
地域産業支援部 白井(内線3450)